コロナの新規感染者数が減少し、開国路線をすすめるタイは、5月1日からタイ入国に際しての大幅な規制緩和を行いました。Test & Goでの医療機関との提携を持つ政府承認の宿泊施設の事前予約や、施設での隔離と検査が、ワクチン完全接種済を条件に撤廃されました。
タイランドパスの変更
タイ入国のためには、タイランドパスのサイトに諸情報を入力し、条件をクリアすれば承認が得られます。
タイランドパス自体は継続していますが、条件の内容がかなり緩和されました。
また、申請後の審査結果が出るまで、個人差があり、日数がかかるケースがありましたが、48時間以内に完了するという表示が出ています。
ワクチン完全接種済みと、未接種またはワクチンが完全でない人の場合でそれぞれアナウンスされています。
ワクチン完全接種済み
-タイランドパスに登録
-パスポート、予防接種証明書などの必要書類を添付
-タイでの医療保険加入し、証明証を添付。最低10,000米ドルの補償範囲のある保険加入が必要。
(タイに到着後のコロナの検査はしなくてよい。)
ワクチン未接種または、ワクチン接種が不完全
(オプション1・検疫の免除)出発前の72時間以内にRT-PCR検査結果が陰性である旅行者
-タイランドパスに登録。
-パスポートを含む必要書類、および出発前72時間以内に発行されたコロナの RT-PCRテスト結果を添付。(タイパスにのみ添付する)
-タイでの医療保険加入し、証明証を添付。最低10,000米ドルの補償範囲のある保険加入が必要。
(タイに到着後のコロナの検査はしなくてよい。)
※AQスキームでタイ入国が承認されていて、施設での検疫免除でタイ入国を希望する場合は、タイランドパスを新規に申請する。
(オプション2・検疫隔離)出発前72時間以内にRT-PCR検査結果を取得できない旅行者、または検疫隔離を希望する旅行者について。
-タイランドパスに登録。
-パスポート、必要書類のデータを添付。
-タイでの医療保険加入し、証明証を添付。最低10,000米ドルの補償範囲のある保険加入が必要。
-AQホテルでの5日間の4〜5日目にRT-PCR検査を受ける。
※既にタイランドパスが発行されている旅行者は、発行済のQRコードで入国可能。新規でのタイランドパス登録は不要。
まとめ
タイランドパスを偽装したフェイクメールなどの注意喚起がありますので、お気をつけください。