水の都バンコクを象徴するチャオプラヤー川は有名寺院などが点在する人気の観光スポットです。そしてウォーターフロントには観光客向けの豪華なホテルが多数あります。
そんなウォーターフロントで、最も人の往来が多いエリアの一つとして、BTSサパーンタクシン駅周辺があります。
観光地の印象が強いですが、居住エリアとしてもバンコク中心部へBTSシーロムラインで簡単にアクセスでき、ビジネスエリアにもサトーン通りでつながっているので実は便利な環境といえます。そんなバンコクのウォーターフロントについてご紹介いたします。
BTSサパーンタクシン駅の位置
BTSサパーンタクシン駅は、BTSシーロムラインの駅で、チャオプラヤー川を隔ててトンブリーエリアをのぞむ位置にあります。
サトーン通りでサトーン方面のビジネスエリアとつながっており、バンコク中心部とのアクセスも良好です。
BTSサパーンタクシン駅を降りると、すぐにチャオプラヤー川エクスプレスボートや、ツーリストボート、そしてアイコンサイアムやアジアティーク・ザ・リバー・フロントへのシャトルボートの乗船場があります。
メインストリートであるチャルンクルン通りは、駅を背に上っていくとシーロム通りにつながっており、通り沿いにはロビンソンデパートや、タイ料理のお店や、露天など賑やかな通りです。
BTSサパーンタクシン駅周辺の様子
BTSサパーンタクシン駅の3番出口を降りると、すぐにチャルンクルン通りとなっています。チャルンクルン通りは北方面でシーロム通りとつながっており、シーロムへビジネスのためのアクセスも良好な位置です。
通りの両側にはタイ料理のお店や、チャオプラヤー川観光のスタート地点でもあるため、観光客向けのレストランなどもあります。
露天も多く、活気のある賑やかな通りです。
通り沿いにはロビンソンデパートがあり、ショッピングや食事に便利です。
大きな道路ではサトーン通りがあり、スクンビット方面などのバンコク中心部や、反対方面のチャオプラヤー川の川向うのトンブリーに行き来できます。
BTSサパーンタクシン駅の2番出口を降りると、チャオプラヤー川の川沿いにでます。
チャオプラヤー川エクスプレスボートや、アイコンサイアムへのシャトルボートの乗船場があり、多くの利用者が訪れます。
タクシン橋を走るBTSとチャオプラヤー川の眺めは観光客になったように、いつでもわくわくさせてくれます。
BTSサパーンタクシン駅周辺の複合商業施設
アイコンサイアム
アイコンサイアムは、2018年11月にオープンした、タイ最大級の複合商業施設で、建物は2棟で構成されており、バンコク初出店となる高島屋が併設され、日本人にも注目を集めました。
サイアムやチットロム、スクンビット沿いに集中していた商業エリアではなく、トンブリーといういわゆる川向うに立地を選んだことで、バンコクの人の流れに影響を与える側面を持っているといえます。
世界の有名ブランドをはじめ、タイに初めて進出したブランドも多く出店しており、館内は最先端テクノロジーを駆使した今までになかった展示を見ることができます。
ショップやレストランにおいては、従来の店舗に加え、1階に「SOOK SIAM」(スックサイアム)という水上マーケットを再現したタイ独特のマーケットで、ローカルフードの食事や、お土産を買ったり、新しいモールのたのしみ方ができます。
6階の映画館Icon Cineconicでは、合計13あるスクリーンで映画を鑑賞でき、VIPシート、カップルシートなどシートの種類も充実しています。
アクセスは、チャオプラヤー川エクスプレスボートのある乗船場からの無料シャトルボートや、BTSゴールドラインのチャルンナコーン駅があります。
サイアム高島屋
日本の百貨店高島屋がアイコンサイアムに併設されています。やはり日本の百貨店は店内構成が日本人にとって買い物がしやすく、ジャパンクオリティの日本の商品が手に入るのはとても安心できます。
また、日本食レストランが多数入居しているのも日本人にとっては魅力で、食事だけでなく、日本の食品も充実しているので重宝します。
BTSゴールドラインのチャルンナコーン駅が玄関の前にあります。
ロビンソンデパート
タイではお馴染みのロビンソンデパートが、BTSサパーンタクシン駅からすぐのチャルンクルン通り沿いにあります。
デパートらしいオーソドックスな店内は日本人にも買い物がしやすく、日用品なども比較的安く手に入ります。
フードコートも安くいろんなメニューの食事ができるのでおすすめです。
アジアティーク・ザ・リバー・フロント
19世紀に設立された西欧の会社を改造して、2012年にオープンエアの複合商業施設を開業しました。小売と娯楽の融合として、飲食やショップ、そして遊園地のような観覧車、ショーを見ることができる劇場があるバラエティ豊かな施設です。
場所は、チャオプラヤー川からのシャトルボートと、チャルンクルン通りから車などで行くことができます。
BTSサパーンタクシン駅の主な通り
チャルンクルン通り
BTSサパーンタクシン駅の3番出口を降りてすぐの通りで、サトーン通りと交差しており、シーロム通りとつながっています。
ロビンソンデパートがあり、通り沿いにはタイ料理のお店や、露天などの商店など、活気のある通りです。
サトーン通り
各国大使館などが集中するウィッタユや、ビジネスエリアのシーロムなどのバンコク中心部につながる通りです。上り車線と下り車線の間に運河が流れており、距離が若干離れています。
BTSサパーンタクシン駅周辺の交通
BTSサパーンタクシン駅
BTSシーロムラインの駅で、トンブリーに渡るタクシン橋の手前にあります。駅を降りると、チャルンクルン通りや、チャオプラヤー川のボートの乗船場があり、チャオプラヤー川観光の拠点となっています。ビジネスエリアのシーロム、チョンノンシーにつながっており、BTSサイアム駅ではスクンビットを運行するスクンビットラインに連絡しています。
チャオプラヤー川エクスプレスボート
バンコクのチャオプラヤー川の水上交通の乗船場がBTSサパーンタクシン駅を降りてすぐのところにあります。通勤通学などの都民の足として、また観光での利用など、多くの人々が利用しています。
バンコクで賃貸するときには日本とは勝手が違うことがいろいろあります。バンコクで賃貸をするときの注意点について知っておきましょう。
まとめ
水の都バンコクらしさが味わえるチャオプラヤー川。その拠点となるサパーンタクシン周辺は、日本にはない異国情緒が味わえるエリアです。
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