バンコクではBTSなどの駅にショッピングモールが次々に建設され、都会化を加速させています。中でもチットロムはバンコクの中でもショッピングモールが集中しているエリアで、巨大な敷地面積を持ったセントラルワールドや、日系デパートのバンコク伊勢丹などが立ち並ぶショッピングタウンとして連日多くの買い物客が世界中から訪れます。また、チットロムは高級コンドミニアムが集まっているエリアでもあり様々な国の人々が居住しています。バンコク最大級の巨大ショッピングタウンであり、セレブな居住エリアでもあるチットロムについてご紹介いたします。
チットロムの位置
チットロムはBTSチットロム駅から西にのびるプルンチット通りとラチャダムリ通りが交差する辺りまでの広範囲を指すことが多く、ショッピングゾーンとしては隣のエリアのサイアムと繋がっており、チットロムとサイアムを行き来するような人の流れとなっています。
チットロムのショッピングモール
観光客は必ずといっていいほど訪れるショッピングタウンのチットロムは、その広大な敷地と巨大なショッピングモールに初めて訪れる人は驚きを感じることでしょう。それぞれのモールについてご紹介いたします。
セントラルワールド
チットロムといえばセントラルワールドを中心とした町のイメージがあるほど存在感のあるショッピングモールです。売場の延べ床面積が計55万平方メートルであり、タイ国内では最大規模。ZEN、伊勢丹と連結しています。
世界的なブランドからタイ国内の人気ブランドまで幅広いジャンルのショップが入居しており、アパレルではユニクロの大きな店舗があります。フードフロアでは、いろんなジャンルのレストランやファーストフードが選べ、日本食では吉野家やＣｏＣｏ壱番屋など日本でもお馴染みのチェーン店があります。
映画館やイベントホール、スケートリンクが完備されており一日中館内で過ごすことができるくらいの充実ぶり。毎年開催される東南アジア最大のジャパンイベントであるジャパンエキスポの会場として、日本から参加するアーティストのライブコンサートや、地元タイ人の若者コスプレイヤーが集まることでも知られています。
2010年にタクシン元首相の支持者と治安部隊が衝突した際に、ZENの一部が消失するという事件が起こりましたが、現在ではきれいに修復されています。
「フロア案内」
1F 世界的なファッションブランド
2F ファッション、スケートリンク
3F ファッション
4F 銀行、両替、スマートフォン関連
5F インテリア他
6F 飲食、キッズ
7F 飲食
8F 映画館
＜店舗情報＞
住所：999/9 Rama I Rd, Pathum Wan, Pathum Wan District, Bangkok 10330
電話：02 640 7000
営業時間：10:00 – 22:00
バンコク伊勢丹
バンコクの日系デパートでも歴史ある伊勢丹は、セントラルワールドに隣接しており、旅行者からバンコク在住の日本人が訪れます。
1Fが化粧品売り場で、上の階にのぼると婦人服、紳士服、子供用そして最上階に飲食フロアという日本のデパートの定番構造は日本人にとって落ち着きます。
5Fの日本食フードコート「88食堂NIPPON」では、タイにローカライズされていないちゃんとした日本食を手軽に食べることができます。
また、6Fには紀伊國屋書店があり日本の書籍を購入できます。
＜店舗情報＞
住所：Pathum Wan, Pathum Wan District, Bangkok 10330
電話：02 255 9898
営業時間：10:30 – 21:30
ゲイソンビレッジ
バンコクの高級ショッピングモールとして知られているゲイソンビレッジ。2017年にかつてのゲイソンプラザが「Work–Live–Play–Grow」をコンセプトにリニューアルされました。ゲイソンタワーを新たに新設し、ラグジュアリーアイテムからカジュアルグッズまでスタイリッシュなラインナップの商品が手に入ります。食事もおしゃれなレストランが楽しめることから地元タイ人や観光客に注目されています。
＜店舗情報＞
住所：999 Phloen Chit Rd, Lumphini, Pathum Wan District, Bangkok 10330
電話：02 656 1149
営業時間：10:00 – 22:00
アマリンプラザ
アマリンプラザはBTSチットロム駅からスカイウォークで直結したショッピングモールです。お土産品の専門店などが入居しており、1Fフロアの広場ではよくブランド品のバーゲンが行われています。
4Fにあるフードコートはこの立地でありながらリーズナブルにいろんなバリエーションのタイ料理などが楽しめるため、バンコク在住者の間ではコスパの高いフードコートとして人気です。
＜店舗情報＞
住所：496, 502 Phloen Chit Rd, Lumphini, Pathum Wan District, Bangkok 10330
電話：02 650 4704
営業時間：10:00 – 22:00
セントラル・チットロム
BTSチットロム駅に直結したセントラルグループの本店で、歴史ある外観に、老舗百貨店らしい厳選ブランドが取り扱われています。
＜店舗情報＞
住所：1027 Phloen Chit Rd, Lumphini, Pathum Wan District, Bangkok 10330
電話：02 793 7777
営業時間：10:00 – 22:00
ザ・マーキュリー・ヴィレ
BTSチットロム駅に直結した飲食店を中心とした複合施設。日本食からタイ料理、ファーストフードまで様々なグルメが楽しめます。
＜店舗情報＞
540 Phloen Chit Rd, Lumphini, Pathum Wan District, Bangkok 10330
02 658 6218
営業時間：10:00 – 22:00
ザ・マーケット・バンコク
2019年にオープンしたショッピングモールで、チャトチャックウィークエンドマーケットや、プラチナムファッションモールの店舗が100店舗以上入居したということで注目されました。暑いマーケットに行かずとも涼しい館内でショッピングを満喫できます。
＜店舗情報＞
111 Ratchadamri Rd, Lumphini, Pathum Wan District, Bangkok 10330
02 209 5555
営業時間：10:00 – 22:00
チットロムのスーパー
チットロムのスーパーといえばなんといってもここでしょう。
ビッグC スーパーセンター
タイで全国展開しているスーパービッグCのチットロム店はショッピングタウンの真ん中ということもあり、その売場面積も巨大で品揃えも他店に比べ段違いの多さです。特に観光客にとってはお土産品がここだけで買い揃えられるのでとても便利です。
チットロムの主な通り
チットロム周辺は高層、高級コンドミニアムやサービスアパートが立ち並ぶセレブな通りがあり、弊社でも多数ご案内しております。
ラチャダムリ通り
プルンチット通りに縦に交差する大通りは、頭上にBTSシーロムラインが走っています。通りの東側に物件が集まっています。観光地でもある場所柄有名ホテルも立地しており、シーロム交差点まで続いています。このためシーロムに勤務地がある方には徒歩で通勤できる立地の物件を選ぶことが可能です。
ランスアン通り
BTSチットロム駅4番出口を降りてすぐのザ・マーキュリー・ヴィレがある通りです。都心部にして閑静な通りであり、高層コンドミニアムが通り沿いに立ち並んでいます。おしゃれなカフェも充実しており、特に一軒家のようなスターバックスは心地よいカフェタイムを過ごすことができます。
まとめ
バンコクに旅行で来た際は必ずといってよい程ショッピングに訪れるチットロム。賃貸については日本人居住区ではないので、好みのわかれるところですが、高層コンドミニアムや高級物件の多い場所なので、日本のコミュニティをそれほど必要としていなくて、日本にはない海外らしい物件に住んでみたい方にはおすすめのエリアです。
